はまなすのおかのきたきつね
北海道に住む母から先日
北海道出身の木版画家・寺島圭三郎さんの特集がやるよ~📺と連絡がきました。
地元のローカル番組だったようで、内容は後日母からきいたのですが
これをきっかけに書店にある寺島さんの絵本「はまなすのおかのきたきつね」を
ゆっくり読んでみました🦊
4きょうだいの中で一番ちいさいきつねの子が、力も弱くえさも食べ損ねるというおはなし。
母さんぎつねの厳しい子育てや父さんぎつねの優しさはどこまでがファンタジーなのかなと読み進めていくと、
最後のあとがきにこうありました。
「・・・父親ギツネは母親ギツネよりも子どもに対して公平であり、また家族のリーダーの役割をもっているといわれています。この物語も人間の気持ちをキツネに重ねている部分もありますが、自然の生態にそったものです。・・・」
力強い木版画でたくさんの北海道の自然を描いてきた作者ですが、
40年の作家業を引退されるそうで、その絵本も今は手に入らないものばかりです。
人生は限りなく美しく そして幸せだということを自然をテーマにした絵本を通じて、伝えたかったという寺島さん。
もしお手元に寺島圭三郎さんの作品がある方はじっくりとまた読んでみてください🦊
品切れになる前に他の作品も読んでみたかった!スタッフⅯでした