おかあさんを まつ じかん
子どもにとって、お家で ひとりぼっちの 時間は、
長~く 感じられるものですよね。
不安な気持ちが どんどん 広がる
お母さんを 待つ時間・・・。
いつもと 違って見える 家の中で、
子どもは どういう風に 過ごしているのでしょう。
ちょっと のぞいて みましょうか。
お昼寝 から 目覚めた コッコさん。
おうちに おいてけぼり。みんな、どこへ?
かぜ や くも、やまばと が やってきて、
「だーれも いないの コッコさん」と
たずねては、さって いきますが・・
コッコさんシリーズの 幻の1作。
さりげないふりを して、がまん していた
コッコさんの 気持ちが はじける ラストに、
思わず 胸が 揺さぶられます。
絵だけで 登場する、コッコさんの
心の より所(であろう)ワンちゃんも、
よい隠し味に なっています🐶
さて、もう1冊は 以前も
雨の季節に ご紹介した こちら。
ふうせん、ピアノ、雨に ぬれた花、
黒でんわ、きんぎょ・・・🎈🎹✿✆🐡
ひとり 家で まつ 少女の モノローグで 語られる、
幻想的な 雨の日の おるすばんの 風景。
いわさきちひろ さんの 絵の 淡い色彩と
現実と空想の はざまで ゆらめく 少女の気持ちが
見事に マッチした 絵本です。
小さなお子さんを もつ おかあさん に、
ぜひ 読んでほしい 2冊です📚
スタッフF☔