５月３０日　木曜日　☀

今日も長崎はいい天気です。

大好きな ジョン・バーニンガムの絵本を ご紹介！

「エドワルド　せかいで いちばん おぞましい おとこのこ」
ほるぷ出版
ジョン・バーニンガム（作）
千葉茂樹（訳）

なんともユニークな題名！

「せかいで いちばん おぞましい おとこのこ」

おぞましい、というフレーズに、

エドワルドって、どんな男の子？？？と

思わず手に取りました。

うん、確かに・・・。

らんぼうで、

やかましくて、

いじわるで、

やばんで、

きたなくて・・・こんな男の子。

かぞくも、まちのみんなも、困っています。

ところが、ある日、

エドワルドが けっとばした うえきばちが

やわらかい 土のうえに 着地。

それを見た人が、

「かだんをつくるんだね。すばらしい、もっといろいろ うえたらどうだい」と。

そこで、エドワルドは 花をそだてるように。

また、ある日、

まちぶせして、バケツの水を とおりかかった犬に ザッパーン！

犬の飼い主が、

「ありがとうよ、エドワルド。おかげで きれいになった。

どうぶつのせわが とくいなんだね。」と。

それからというもの、エドワルドは

みんなの ペットの せわをするように。

またまた、ある日、

学校で、ちいさな子 アレックをドーン。

そのとき、てんじょうから ライトが ガッシャーン！

アレックがいた ちょうどそのばしょに。

先生が、

「アレックをたすけてくれたのね。とってもすばやい みのこなし。

ちいさいこたちの めんどうを みてあげて。」と。

それからのエドワルドは、ちいさい子たちの 人気者。

やること、なすこと、いい方へ いい方へ。

せかいで いちばん おぞましい おとこのこ は、

せかいじゅうの だれよりも すてきなおとこのこ に。

✨　✨

ほめられたときの エドワルドの笑顔が、子ども心を よくあらわしています。　Ｉでした。（私もほめられて育つ子でした！今も・・・）