祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

ねこのホレイショ

先日に引き続き、N.Y.生まれの児童文学家

エリナー・クライマーさんの 作品を ご紹介!

「ねこのホレイショ」こぐま社
エリナー・クライマー・文/ロバート・クァッケンブッシュ・絵/阿部公子・訳

主人公のホレイショは、ちょっと気むずかしくて

誇り高い おじさん ねこ😸

飼い主の女の人 ケイシーさんに

とても 大事にされていましたが、

ケイシーさんが どんな動物にも 子どもにも

しんせつな のが 気に入らなくて、家出してしまいます。

一晩、放浪して 2匹の子ねこの世話まで しなくては

ならなくなった ホレイショは・・・?

 

年令も性格も 違いますが、

何だか「あくたれラルフ」(童話館出版)の ねこラルフと

飼い主の女の子セーラの 関係を 思い出してしまいました🐈♡👩

最後には、我が家のよさを 痛感して 終わるところも、似てる?

 

表紙の しかめっ面の ねこ と

オレンジと 黄みどりの 色彩に 惹かれて

手に取った こちらの絵本♪

ぶっきらぼうでも 根は心やさしい ホレイショの

ツンデレな感じが たまりません!

家出前と 家出後の ホレイショの 表情の違いにも、注目☆

リノリウム版の レトロ感あふれる絵も 素晴らしくて、

何度見ても 飽きません。

ねこ好きな方も、そうでない方も

手元に置いておきたくなる 1冊です♬

 

猫も犬もうさぎもハトも 放っておけないケイシーさんが 他人事に思えない スタッフF でした😸🐶🐇🕊