祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

エロール・ルカインが描くアラジン

 

みなさんは『アラジンと魔法のランプ』の物語を、

はじめは何で知りましたか?

 

映画、物語、絵本、ミュージカルなど

様々な作品がありますよね。

今もなお、実写版の映画として蘇り続けています。

 

千夜一夜物語の一篇であり、中でも最も有名なこの物語。

童話館書店には

スコットランドの作家であるアンドルー・ラングの文章に、

イギリスを代表する”色の魔術師”エロール・ル・カインが挿絵を描いた

こちらの絵本があります。

アラジンと魔法のランプ / エロール・ル・カイン絵 / アンドルー・ラング再話 / 中川千尋訳 / ほるぷ出版

 

 

故・さくらももこさんが初めてルカインの絵を見た時の衝撃を本にしていますが

このアラジンと魔法のランプにもまた、

ルカインの得意とする、華麗で幻想的な美しさと

アラベスク✨

な魅力が存分に詰め込まれています。

 

エロール・ル・カインの本は今までにもご紹介してきましたが

絵が本当に緻密で、派手さはないのにとても鮮やか!

一枚一枚ページをめくるたびに魅入ってしまい

時間が経つのをついつい忘れてしまいます。

 

おなじみのアニメーション映画の賑やかさとはまた違った

魅惑の世界を味わえます♩

 

 

余談ですが、

中学生の頃、友だちと映画アラジンのセリフを真似したり歌を歌っていた懐かしい(そして恥ずかしい)想い出が蘇りました…

 

Mでした♩