祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

ジルベルトとかぜ

 

9月になり、暦のうえではすっかり秋!

まだまだ暑いけれど、風がふくと涼しい!

大好きな秋がきたんだ!もう秋だ!と自分に言い聞かせています。

 

さてさて

秋の絵本コーナーをつくりましたのでその中からご紹介。

ジルベルトとかぜ👒マリー・ホール・エッツ/作👒田辺五十鈴/訳👒冨山房

 

ぼくは ジルベルト

そしてこれは ぼくと かぜの おはなし

 

表紙の男の子が表情豊かで、ページをめくるたびに、笑ったりしかめっつらしたり慌てたり…

まるで本当にそこに生きているよう。とってもかわいいです!

 

ジルベルトはかさをこわしたり、集めたはっぱをまき散らすかぜに

やれやれ、という表情もしますが

凧やシャボン玉を空高くあげるかぜのことをまるで頼もしいお兄さんのようにも思っています。

 

かぜと遊ぶ って、こどもにしかできないことですよね。

ゴー――っとうるさいかぜを、大声だしてうるさいよ!なんてたしなめることも

大人になってしまったらできません。

かわいいなあとページをめくりつつも、ジルベルトの純粋な心を

ちょっとうらやましくも思うのでした👒

 

 

秋の絵本コーナー、色も鮮やかに展開中です。

どうぞゆっくりとお楽しみください🍁

 

 

ジルベルトが、やんでしまったかぜとふたりで寝る最後のページ、

地面につっぷした姿がいちばん好き!なスタッフMでした🍂