祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

和菓子のほん

月末最後の土日 30(土)~31(日)は、

祈りの丘絵本美術館は 開館しております!

この機会に、ぜひ お寄りください☀

 

さて、

ステイホーム期間、スーパーに行くと

小麦粉やベーキングパウダーが 売り切れていて、

びっくりしたことが ありました!

おうちで パンやケーキ、クッキーなど

作る人が 増えたんだなぁ、と実感🍰🍪

 

誕生日やバレンタインなど、

記念日に作ることの多い 洋菓子に比べると、

和菓子作りには、あまりなじみのない人の方が

多いかもしれませんね。

 

そもそも、何で出来てるの?

茹でてるの?蒸してるの?

身近なのに、意外と知らないことが多いかも・・・!?

 

ふだん よく口にする、おまんじゅう、お団子、どらやき・・

お茶席などで 出される 四季折々の 自然をかたどった

美しい和菓子のかずかず🌸🎋🍂❅

ひな祭り、子どもの日、お彼岸・・など 年中行事とも

結びついています。

1月 松の雪、2月 玉つばき、3月 蝶の夢・・・など、

名前からも 季節感を大切にする 日本の心が 感じられます。

 

そんな和菓子の 由来や、簡単な作り方まで

ご紹介した 絵本が 右のこちら!

右:「和菓子の本」中山圭子・文/阿部真由美・絵
左:「カステラ、カステラ!」明坂英二・文/斎藤芽生・絵
共に、福音館書店 たくさんのふしぎ傑作集

そして、和菓子と洋菓子の 間にある

みんな大好きな お菓子といえば・・

左の カステラ、カステラ!

和華蘭の 文化が入り混じった

長崎とも 縁の深い お菓子です。

元は、ポルトガルの ポン・デ・ローという お菓子が

宣教師たちによって 戦国時代に

日本に 持ち込まれたのが、由来だそうです。

450年以上前、職人さんたちが 苦労して、見よう見まねで

カステラを作る技術を 開発していく様子や、

どうやって 日本中に広まっていったのか…などなど、

日本に伝わる 南蛮文化の歴史も いっしょに学べる、

読み応えのある 絵本です。

精密に描き込まれた 美しい絵にも 目が釘付けです✨

 

どちらも、小学校中学年くらいから おすすめ です。

よかったら、絵本をきっかけに、

お子さんと 和菓子作りに 挑戦してみては?

読み終えたら、和菓子やカステラが

食べたくなること 間違いなしです🍡🌸

 

前に、長崎の老舗の和菓子屋さんで 栗まんじゅうを 習って 作ったことがありました。出来たての 和菓子は、格別のおいしさ。古い型抜道具や、繊細な職人技に 歴史を感じた Fでした☆