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瀬戸内国際芸術祭2019①~ももたろう 伝説の島

こんにちは!

旅するスタッフFです。

 

11月初め、瀬戸内国際芸術祭に 行ってきました🚢

3年に1度、春・夏・秋と 年間を通じて、

直島を中心に、瀬戸内海の島々と

国内外のアーティストが コラボして、

様々な 芸術作品を 繰り広げる、

現代アートの 芸術祭です。

瀬戸内国際芸術祭2019 チラシ類

 

初めて行ったのは、3年前。

九州から、電車を乗り継ぎ、

香川県の高松~直島・豊島~岡山と

島々の間を 船で 巡りました🚢

イサム・ノグチ庭園美術館、地中海美術館、

ベネッセアートサイド、豊島美術館etc.

草間彌生、安藤忠雄、横尾忠則・・などなど

現代アートや建築の 巨匠たちの 作品を中心に、

船や 島のローカルバスの 時刻表と にらめっこしながら、

島の自然と 美しい海と アートを

巡る旅を 楽しんだ思い出が あります✨

 

今年は、前回 行けなかった島に 行ってみたい!

ということで、高松港から 船で20分の 女木島へ。

瀬戸内海

別名 鬼が島 とも呼ばれ、

山頂には 鬼が島大洞窟が

広がっています👹

鬼が島大洞窟 柱状節理 ・・・500万年前の火山噴火で流れ出た溶岩が、急速に冷えてできた、角柱の岩群。

広くうす暗い 洞窟内は、

オニノコ瓦プロジェクト という

作品会場に なっていました。

奥に入ると、香川県の中学生たちの

作った 膨大な量の 鬼瓦が・・・!

一つ一つ 表情が違って、どこかユーモラス♪

洞窟から出ると、頭上には 巨大な 角柱岩群が

広がっていて、まさに 鬼の柱のよう‖

「ももたろう」福音館書店
松居直・文/赤羽末吉・画 ・・・長年、ぶっくくらぶの4~5才コースの予備に 入っていました。日本の昔話の入門に ぴったりの1冊です。

鬼が島と呼ばれるのは、瀬戸内海の海賊や

讃岐の桃太郎伝説に 由来が あるそうです。

ちなみに、少し先に 男木島という島があり、

そちらは 昔の海賊防御のため、坂道が 多いとか。

鬼の住み家の 女木島と、対になっているのも

何だか面白いです。

 

女木島の 山の麓~海沿いを のんびり 歩いて行くと、

古民家の 地産地消のレストラン、レトロな名画座、

海辺のヨットピアノのオブジェ、

防波堤にずらりと並ぶ 300羽のカモメの 風向き版、

砂浜の古民家の盆栽アート などなど、

地元住民と アーティストが 協力した作品が

所々に 現われて、ゆったり気分で 楽しめます。

 

観光客が200円で 餌を一袋買って、

島の猫たちに あげる場所もあり。

女木島のネコ

猫たちも 芸術祭に 協力?🐈

 

一番、印象に残ったのは、

休校の小学校を舞台にした 作品でした。

その話は、また次回に☆

②に続きます・・・!