祈りの丘絵本美術館ブログINORI-NO-OKA Picture Book Museum BLOG

2月8日 針供養

2月8日  火曜日 

 

小さい頃、母が裁縫の仕事をしていたので「針供養」の話をよく聞かされてました。

今日は針供養の日。

折れた針や、曲がって使えなくなった針を、豆腐に刺して供養します。

 

 

そして、思い出したこの絵本。

「あかてぬぐいのおくさんと7にんのなかま」
福音館書店 イ・ヨンギョン(文・絵) かみやにじ(訳)

 

 

おはりが とってもじょうずな あかいてぬぐいをかぶったおくさんと、

おくさんが もっている 7つの裁縫どうぐ、

ものさし・はさみ・はり・いと・ゆびぬき・のしごて・ひのし、のお話。

 

7つのどうぐ…7にんのどうぐたち。

 

ものさしふじん、はさみおじょうさん、はりむすめ、いとねえさん、

誰もが「わたしが いちばん おはりの やくに たっている」と言いはり、おおさわぎ。

 

そこへ、ゆびぬきばあちゃんに、のしごておとめに、ひのしねえやも

くわわり、またまたおおさわぎ。

 

はたして、あかてぬぐいのおくさんと 7にんのどうぐたちは うまくやっていけるのでしょうか?!

 

 

ここにでてくる、「はりむすめ」

すましやさんで、気が強く、「わたしが いなっかたら おはりは けっして できません」

と、ちくんと さすように言い放ちます。

しかし、なんとも愛らしい絵で描かれていて、かわいくて憎めません。

 

7にんみんな愛らしく、身近に感じて、お裁縫道具を出してきて、話しかけたくなりました。

そして、無性にお裁縫がしたくなりました。

 

針供養の日に、なにか縫い物をしようかな・・・

 

 

Iでした。