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ニコニコ スマ~イル - 笑顔の日 2月5日


笑顔の日

 

25日は「笑顔の日」です。

ボランティア団体の有志によって制定され、ニコニコといつも笑顔でいようという日として、「ニ(2)コ(5)」と読む語呂合わせから、25日となったようです。

 

ひと言に笑顔と言っても、さまざまな表現がありますね。「屈託のない笑顔」「はにかんだ笑顔」「満面の笑み」「笑顔の花咲く」などなど…。いずれも楽しい・嬉しい・明るいといったポジティブなイメージで、想像するだけで気持ちが晴れやかになります。

 

ところで、「笑顔」と聞くと、皆さんは何(誰)を連想しますか?

家族や親しい人の笑顔、大好きな“推し”の笑顔、今は会えなくなった人の懐かしい笑顔…、それぞれに思いだす「笑顔」があるのではないでしょうか。他にも、一緒に暮らしている動物たちの楽しそうな表情が笑っているように見えたり、きれいに咲き誇る花たちが微笑んでいるように感じたりすることもありますね。

どの「笑顔」も、皆さんの心のなかに、やわらかな灯りをともし、ほんわかと和やかな気持ちにしてくれるでしょう。特に寒さが厳しいこの時期に、誰かの笑顔を思い浮かべると、心も身体も暖かくなるような気がします。

 

私が、この時期に思いだすのは数年前に亡くなった父の笑顔です。

最後に病院で面会したのは、ちょうど今ごろ2月の寒い日でした。当時はコロナ禍でマスクが必須だったのですが、父は久しぶりに会った私に「ちゃんと顔を見せないと誰だかわからない」といたずらっぽい笑顔で言い、周りにいた看護師さんたちを笑わせました。許可を得てマスクをはずした私の顔を見たときの、安心したような父の笑顔が今も時折目に浮かびます。

私も、できるだけ笑顔を絶やさずに暮らしたいと思ってはいるのですが、現実はそうはいかず…、落ち込んだり、悲しくなったり、怒ったり、笑顔を忘れてしまうことも多いです。そんなとき、誰かの笑顔に助けてもらうことも少なくありません。

にこにこエマそう言えば、「童話館ぶっくくらぶ」の配本のなかにも、『にこにこ エマ』という絵本があります。ページをめくるたびに思わず笑みがこぼれるこの絵本。エマちゃんの笑顔にも、ずいぶん助けてもらいました。笑顔を忘れかけたときにおすすめの1冊です。

「笑顔の日」をきっかけに、助けてもらうばかりではなく、自分も笑顔で誰かを救えるような人になりたい!などと、大層な夢を描いてしまう私ですが、そのためには、自分自身が元気でいないといけませんね。

まずは、鏡の中のちょっと疲れた表情の自分に、「今日もよくがんばったね」と労いの笑顔を向けてあげることから、始めてみようと思います。

 

(担当:U)

 


にこにこエマ『にこにこ エマ』(『ちいさいひと』(全2冊)のうちの1冊))

 グニラ・ヴォルデ/文・絵
 つばきはら ななこ/訳
 童話館出版 ▶詳しくはこちら

 「童話館ぶっくくらぶ」での配本コース ▶「大きいいちごコース」(およそ2~3才)

 

 

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